機械・設備梱包とは、機械や設備を輸送する際に振動や衝撃、傷や汚れがつかないよう保護するために施す荷造りのことを指します。
機械や設備に特化した梱包となるので、機械設備の重量に耐え得る頑丈な荷造りが中心となります。

輸送する方法や距離、混載の有無などによって選ぶ梱包の種類が変わります。

参考：用語辞典■物流における梱包とは

機械設備梱包の種類(資材)は大きく分けて3つあります。

1. 紙(段ボール)
2. 木材
3. 金属(スチール・アルミ)

輸送方法、強度やかかる費用、再利用するかどうかによって選択します。

輸送方法は、飛行機、船、車とありますが飛行機や船は揺れることも多いのでより強度の高い木材や金属を選択することが一般的です。
強度・費用・再利用については以下の表にまとめました。

	紙(段ボール)	木材	金属(スチール・アルミ)
梱包資材
強度	△	○	◎
費用	◎	○	△
再利用	△	○	○

再利用については、製品の大きさが似ていれば資材を使いまわすことも可能です。
ただし、輸送先から資材を戻す必要があるのでその分輸送費が追加になったり、再利用するまでの間どこかに保管しておく費用が追加になったりするかもしれません。

丸栄運輸機工では、以下の事例があります。

・梱包された機械設備を輸送

・外部会社と協力して梱包～輸送を実施

・外部会社と協力して梱包～倉庫保管を実施

木箱などでの梱包は輸出入品の場合がほとんどです。
輸出入品でない場合の輸送には簡易な梱包(シート)で運ぶこともあります。

機械に直接毛布とナイロンをかけて傷から守ります。
この上にトラックのシートをかけて、更に移動の際の雨風から守ります。

機械・設備梱包に関してご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。