丸栄運輸機工株式会社

静脈物流

静脈物流

静脈物流とは

静脈物流とは、消費者から生産者へ向かう物流のことです。

体の中を巡った血液が心臓へと戻っていく静脈になぞらえて静脈物流と呼ばれています。逆に、生産者から消費者へ向かう物流を動脈物流といいます。

動脈物流の詳細についてはこちらをご覧ください。

 

規模としては動脈物流のほうが圧倒的に大きいですが、静脈物流も世の中に無くてはならない物流の機能といえます。

動脈物流と静脈物流の流れ 動脈物流は調達→生産→販売→消費 静脈物流は消費者から調達・生産・販売へ回収・返品

静脈物流の種類

静脈物流は大きく分けて3種類(回収物流、返品物流、廃棄物流)があります。

①回収物流

回収物流は、不用品やリサイクル品、パレットなどの回収のことを指します。

②返品物流

返品物流は、一度納入または購入された商品が、何らかの理由によって返品される物流のことを指します。返品物流では、商品の不良や注文間違いなどにより販売した商品を返品されることが多いです。

③廃棄物流

廃棄物流は、廃棄に伴って発生する物流のことを指します。廃棄物流には一般家庭から出る一般廃棄物、事業活動に伴って生じた産業廃棄物が含まれます。

それぞれの詳しい説明はこちらをご覧ください。
■用語辞典■
回収物流
返品物流
廃棄物流

その他の物流として消費者物流があります。
消費者物流とは、消費者を対象とした物流サービスのことを指します。宅配便や引っ越しなど、消費者に直接提供される物流サービスのことです。

静脈物流の重要性とポイント

静脈物流は元々、製品の損傷や期限切れ、誤配送などにより消費者から生産者側へ流れる意味合いで使われていました。

しかし、近年環境問題への意識が高まり、使用済みの製品の廃棄に関する物流だけでなく、不要品などの再利用、再販、再資源化等に関する物流なども静脈物流に含まれるようになりました。静脈物流は、循環型社会の形成に向けて、今後ますます重要になると考えられています。

丸栄では・・・

丸栄運輸機工では、静脈物流の対応も行っております。
資材、製品をお届けした際に使用したパレットや通い箱の回収、提携している産業廃棄物処理業者さんへの手続きなどを行うことができます。商品の不良や注文間違い等で返品が必要な場合には取りに伺うことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

静脈物流の1つである回収物流の事例はこちらのビール等飲料の運送をご覧下さい。

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    用語辞典編集チーム

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