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ロボットティーチングでできる工数削減とは

ロボットティーチングでできる工数削減とは

ロボットティーチングとは

ロボットティーチングとは、ロボットを意図した動作をするようにプログラムを作成することです。「教示」と呼ぶこともあります。

例えば、製造工場内では工程自動化に産業用ロボットが多く用いられています。
自動車部品や家電の組立、溶接、塗装等を行っており、生産ラインにおいてその力を発揮しています。

産業用ロボットを導入することにより、今までは人の手によって行っていた作業を、ロボットが正確にかつ時間通りに作業を行うことで従来の作業工数を大きく削減することができます。
そのため、想定通りの作業をさせるためにロボットティーチングは産業用ロボットを使用する上で必要不可欠な工程となります。ロボットティーチング操作

ロボットティーチングの重要性

ロボットティーチングは、産業用ロボット導入において最も重要な部分です。
産業用ロボットを導入することで製造現場が抱える人材不足生産性向上といった多くの課題を解決してくれますが、思った通りに動いてくれるかどうかはロボットティーチングにかかっています。
「一度プログラムを組むとそのプログラムに沿ってでき、労働時間に縛られず作業し続けてくれることで作業工数を削減できる」というのが最大の特徴ですが、人間が指示した通りにしか動いてくれないので、ティーチングが正しくできていないと、意味のないものになってしまいます。

ティーチングマンを教育するためには

ロボットティーチングのティーチングマンを教育するためには、時間がかかり数年の現場経験を要するので、育成の手間と人件費がかかります。
産業用ロボットに関わる作業をするには資格が必要となり、従事者は特別な教育をしなけなければいけません。

ロボットを安全に扱うために労働安全衛生法・労働安全衛生規則によって定められています。

ロボットティーチングの必要資格

ロボットのティーチングには資格が必要となります。これは法律で定められていて、「産業用ロボットの教示等の業務に係る特別教育」という資格が必要になります。各都道府県の労働基準協会連合会などで受講することが可能です。

特徴の異なる4つのティーチング方法

  1. オフラインティーチング
    ロボットに直接触れることなくティーチングを行います。プログラムをテキストエディット用のソフトウェアで直接記入したり、ロボット言語を用いて動作をプログラムしたりします。
  2. オンラインティーチング(ティーチング・プレイバック)
    ロボットに直接触れることなくティーチングを行い、ティーチングペンダントという装置を用いて教示を行います。丸栄ではこの方法でティーチングを行います。
  3. ダイレクトティーチング
    直接ロボットに触れながらティーチングを行います。ロボットの動作に対して比較的精密度が求められない作業が向いているとされています。
  4. AIによるティーチングレス
    ティーチング作業をAIで行います。AIを搭載した産業用ロボットには「自己学習機能」が備わっています。エンジニアが様々なパターンに合わせてプログラミングする必要がなくなり、難しい作業をロボット自身でこなせるようになります。

丸栄では・・・

丸栄運輸機工では生産ラインに導入する機械を主に製作しておりロボットを用いることも多いので、ティーチング技術者が在籍しています。また、ティーチング技術者を教育するために毎月社内で講習を行っています。

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FAQ(よくある質問)

Q.専門的なプログラミングの知識がなくてもできますか?
A.はい、可能です。現在主流の「ティーチングペンダント」を使用した手法では、コードを書くのではなくゲームのコントローラーのような操作端末でロボットを動かして位置を記憶させます。高度なプログラミング言語の習得は必須ではありませんが、ロボットの構造や安全に関する基礎知識は必要です。

Q.ロボットティーチングが必要な動作には、どのようなものがありますか?
A.産業用ロボットが活躍するほぼすべての動作でティーチングが必要です。代表的なものとして、ワークを移動させ規則正しく配置する「搬送・パレタイジング」、製品に直接手を加える「加工(溶接、塗装、バリ取りなど)」、そして部品の組み付けやカメラでの品質確認を行う「組み立て・検査(外観検査など)」が挙げられます。

Q.一度ティーチングをすれば、その後はずっと調整不要ですか?
A.定期的な確認や微調整が必要になる場合があります。長期間の使用による部品の摩耗、設置環境の温度変化によるわずかなズレ、あるいは取り扱うワークの個体差によって、精度に狂いが生じることがあります。そのため、導入後も定期的なメンテナンスとセットで運用するのが理想的です。

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