事例紹介

機械設計製作

自動車用油圧制御部品組立ライン

■機能・特長
・自動車の油圧制御部品検査組立ライン
・各工程で不良を検出する測定機能を持ち、測定データをPCに自動転送(DB化)可能
・各工程を単体機としての使用が可能であり、レイアウトが自由に組め、将来的なロボット導入による全自動化にも対応
■製作期間
・設計:3ヶ月
・製作(組立、試運転):2ヶ月

★顧客ニーズへの対応


この機械はお客様の中国工場で中国人作業員が使用することを目的とし、熟練度や知識が乏しい作業員のレベル向上も兼ねて、各工程への部品設置や起動は全て手動で行えるような仕様と、各工程を独立した機械で、かつ各工程とびを防止できる構成となっている、まさに一品物の案件でした。 手動で動かす機械ということで、安全性の追求が第一に掲げられ、慣れない作業員でも事故が起きないような工夫が必要であり、部品の出入りスペース以外は全てフルカバーとし、出入り部にはライトカーテン(赤外線を複数張り巡らした「壁」)を設置しており、光を遮断すると機械が停止する仕組みを取り入れ、起動も両手ボタン方式を使用しました。
また、部品の測定値の上限、下限設定、NG判定をシーケンサで管理し、オペレーターがPCに触れなくても生産が可能となる仕組みも採用しています。

★お客様の期待を超えるものを!

お客様が機械を発注する際には、必ずサイクルタイムの指定があります。組立開始から完成までをどれだけの時間で実行できるかが、お客様にとって非常に重要なポイントとなるのです。 今回の案件では、お客様から指定されたサイクルタイムを2秒上回ることに成功し、生産力向上、短納期化に大きく貢献することができました。

★ミクロン単位での精度管理~

工作機械を作る際にとても大変なのが精度管理です。一つ一つの細かな部品をミクロン単位で形成、検査しなければ完成品として出荷できません。特に、部品の素材ごとに精度を出すための計算が全く異なり、モノによってはプレス後の戻り(加工後の変形)も加味した調整が必要となります。 如何に設計どおりの寸法、形状を作り出せるか、今回もこの精度管理に苦労しましたが、お客様のご要望に応じた機械を製作することができました。